【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2010-001959

Hitachi Storage Command Suite 製品の組み込みデータベースにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Hitachi Storage Command Suite (HSCS) 製品の組み込みデータベースのプロセスには、脆弱性を顕在化させる特定のデータを受信した際、組み込みデータベースが異常終了します。この影響で,HSCS 製品の画面操作ができなくなる、組み込みデータベースにアクセスするコマンド等が使用できなくなるなどの現象が発生し、HSCS 製品が操作不能または異常終了する場合があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


日立
  • Hitachi Device Manager Software
  • Hitachi Global Link Manager Software
  • Hitachi Provisioning Manager Software
  • Hitachi Replication Manager Software
  • Hitachi Tiered Storage Manager Software
  • Hitachi Tuning Manager Software
  • JP1/HiCommand Device Manager
  • JP1/HiCommand Global Link Availability Manager
  • JP1/HiCommand Provisioning Manager
  • JP1/HiCommand Replication Monitor
  • JP1/HiCommand Tiered Storage Manager
  • JP1/HiCommand Tuning Manager

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

日立
  • Hitachi Software Vulnerability Information : HS10-024
  • ソフトウェア製品セキュリティ情報 : HS10-024
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

更新履歴

  • [2010年09月07日]
      掲載