【活用ガイド】

JVNDB-2009-005128

Mozilla Firefox の libpr0n におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Mozilla Firefox の libpr0n の decoders/gif/nsGIFDecoder2.cpp の nsGIFDecoder2::GifWrite 関数には、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびアプリケーションクラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2009-3373 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 3.5.5 未満

想定される影響

第三者により、過度に大きいイメージサイズを伴うアニメーション GIF ファイルを介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンスおよびアプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-3978
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-3978
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載