【活用ガイド】

JVNDB-2009-004903

Mozilla Firefox などにおけるクロスサイトスクリプティング (XSS) 攻撃を実行される脆弱性

概要

Mozilla Firefox、SeaMonkey、および Mozilla は、Web サーバから送信された 302 エラー文書内で HTML リンクの javascript: URI を適切に処理しないため、クロスサイトスクリプティング (XSS) 攻撃を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • mozilla 1.7.x およびそれ以前
  • Mozilla Firefox 3.0.13 およびそれ以前、3.5、3.6 a1 pre、および 3.7 a1 pre
  • Mozilla SeaMonkey 1.1.7

想定される影響

第三者により、以下を介して、クロスサイトスクリプティング (XSS) 攻撃を実行される可能性があります。
(1) Location HTTP レスポンスヘッダの挿入
(2) Location HTTP レスポンスヘッダの内容の指定
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-3014
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-3014
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載