【活用ガイド】

JVNDB-2009-004732

Mozilla Firefox における 任意の Web スクリプトを実行される脆弱性

概要

Mozilla Firefox は、SSL ハンドシェイク完了前に 3xx HTTP CONNECT 応答の処理するため、https のサイトのコンテキスト内で任意の Web スクリプトを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 3.0.10 未満

想定される影響

中間攻撃者により、任意の https Web サイトへの 302 リダイレクトを指定するために CONNECT 応答を変更されることで、https のサイトのコンテキスト内で任意の Web スクリプトを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2061
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2061
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載