【活用ガイド】

JVNDB-2009-004704

IBM WAS などで使用される IBM FileNet Content Manager におけるアクセス権を取得される脆弱性

概要

IBM WebSphere Application Server (WAS) および Oracle BEA WebLogic Application Server で使用される IBM FileNet Content Manager は、CE Web Services リスナーが特定の WSEAF 設定を有する際、キャッシュされた Subject の使用を適切に制限しないため、新しい認証されたユーザの資格情報を持つアクセス権を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


IBM
  • FileNet Content Manager 4.0、4.0.1、および 4.5
  • IBM WebSphere Application Server
オラクル
  • weblogic application server

想定される影響

第三者により、新しい認証されたユーザの資格情報を持つアクセス権を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1953
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1953
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載