【活用ガイド】

JVNDB-2009-003970

FreeBSD の freebsd-update における重要なファイルのコピーを読まれる脆弱性

概要

FreeBSD の freebsd-update は、ワーキングディレクトリ (デフォルトは /var/db/freebsd-update) 内で安全でないパーミッションを使用するため、(1) freebsd-update fetch (fetch) または (2) freebsd-update upgrade (upgrade) の操作後、重要なファイルのコピーを読まれる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 5.3 8.0、7.2、7.1、6.4、および 6.3

想定される影響

ローカルユーザにより、(1) freebsd-update fetch (fetch) または (2) freebsd-update upgrade (upgrade) の操作後、重要なファイルのコピーを読まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-4358
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-4358
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載