【活用ガイド】

JVNDB-2009-003818

FreeBSD の IPC におけるサービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性

概要

FreeBSD の Pipe (IPC) close 関数は、競合状態が発生するため、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 5.3 6.3 および 6.4

想定される影響

第三者により、解放済みメモリの使用を誘発され、NULL ポインタデリファレンスまたはメモリ破損を引き起こし、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、または権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 競合状態(CWE-362) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-3527
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-3527
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載