【活用ガイド】

JVNDB-2009-003662

FreeBSD の IATA (ata) ドライバにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

FreeBSD の IATA (ata) ドライバには、/dev へのアクセス読み取りが利用可能な際、サービス運用妨害 (カーネルパニック) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 5.3 6.0 および 8.0

想定される影響

ローカルユーザにより、過度に大きいカウントを持つ特定の IOCTL リクエストを介して、過度に大きい値を持つ malloc 呼び出しを誘発され、サービス運用妨害 (カーネルパニック) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2649
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2649
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載