【活用ガイド】

JVNDB-2009-003361

FreeBSD の libc の db インターフェースにおける重要な情報を取得される脆弱性

概要

FreeBSD の libc の db インターフェースは、Berkeley DB データベース構造のメモリを適切に初期化しないため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 5.3 6.3、6.4、7.0、7.1、および 7.2-PRERELEASE

想定される影響

ローカルユーザにより、データベースファイルを読まれることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1436
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1436
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載