【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2009-002358

富士通 Interstage および Systemwalker 関連製品における SSL セキュリティの脆弱性

概要

富士通 Interstage および Systemwalker 関連製品には、下記の脆弱性が存在します。
・SSL サーバでのクライアント認証において、バッファオーバフローの脆弱性が存在します。
・CA 証明書が更新された場合、証明書環境の設定に関わらず更新前の CA 証明書より発行されたサーバ証明書またはクライアント証明書を用いて、SSL 通信が可能な脆弱性が存在します。
・SSL サーバにおいて、ファイルディスクリプタ等の資源不足が発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


富士通
  • InfoDirectory
  • InfoProvider Pro
  • InfoProxy
  • InfoProxy for Middleware
  • Interstage
  • Interstage Apcoordinator
  • Interstage Application Framework Suite
  • Interstage Application Server
  • Interstage Apworks
  • Interstage Business Application Manager
  • Interstage Form Coordinator 署名オプション
  • Interstage Security Director
  • Interstage Traffic Director
  • Linkexpress
  • Safeauthor
  • Safegate
  • safegate Client
  • Safegate集中管理
  • SymfoWARE Universal Data Interchanger
  • Systemwalker Centric Manager
  • Systemwalker CentricMGR-A
  • Systemwalker Desktop Inspection
  • Systemwalker Desktop Patrol
  • Systemwalker Formcoordinator 署名オプション
  • Systemwalker IT Budget Manager
  • SystemWalker IT BudgetMGR
  • Systemwalker Software Delivery
  • SystemWalker/InfoDirectory
  • TRADEMASTER
  • TRMASTER

想定される影響

第三者にサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、または不当な証明書を用いて SSL 通信をされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [IPA評価]
  2. 不適切な認証(CWE-287) [IPA評価]
  3. リソース管理の問題(CWE-399) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

更新履歴

  • [2009年12月25日]
      掲載