【活用ガイド】

JVNDB-2009-001564

IBM DB2 におけるパスワード認証を回避される脆弱性

概要

IBM DB2 の Common Code Infrastructure コンポーネントには、LDAP セキュリティおよび匿名バインドを使用している場合に、パスワード認証を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM DB2 8 FP17 未満
  • IBM DB2 9.1 FP7 未満
  • IBM DB2 9.5 FP4 未満

想定される影響

第三者にパスワード認証を回避され、DB データベース接続を確立される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1905
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1905
  2. Secunia Advisory : SA35235
  3. Secunia Advisory : SA31787
  4. SecurityFocus : 35171
  5. ISS X-Force Database : 50909
  6. SecurityTracker : 1022319
  7. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-1477
更新履歴

  • [2009年07月06日]
      掲載