【活用ガイド】

JVNDB-2009-001531

nss-ldapd におけるパスワードを取得される脆弱性

概要

nss-ldapd は /etc/nss-ldapd.conf ファイルのパーミッションに全ユーザからの読み取りを許可しているため、 パスワードを取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


PADL Software
  • nss_ldap 0.6.8 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、bindpw フィールドを閲覧されることで、LDAP サーバの平文パスワードを取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

PADL Software
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 重要なリソースに対する不適切なパーミッションの割り当て(CWE-732) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1073
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1073
更新履歴

  • [2009年06月30日]
      掲載
  • [2024年03月06日]
      CVSS による深刻度:内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新