【活用ガイド】

JVNDB-2009-001339

FreeBSD の telnetd に含まれる sys_term.c における任意のコードが実行される脆弱性

概要

FreeBSD の telnetd に含まれる sys_term.c には、古い FreeBSD にのみ有効であった危険な環境変数を削除している為、任意のコードが実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 7.x

想定される影響

リモートの攻撃者により、telnet クライアントから不正なライブラリをロードする環境変数 LD_PRELOAD を渡されることで、任意のコードが実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 環境設定(CWE-16) [NVD評価]
  2. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0641
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0641
更新履歴

  • [2009年06月30日]
      掲載