【活用ガイド】

JVNDB-2009-001085

Apple Mac OS の XTerm における書き込み可能な脆弱性

概要

Apple Mac OS の XTerm には、luit を使用している場合に誰でも利用可能な安全でない tty デバイスを作成するため、別のユーザの Xterm に書き込み可能な脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Mac OS X v10.4.11
  • Apple Mac OS X v10.5.6
  • Apple Mac OS X Server v10.4.11
  • Apple Mac OS X Server v10.5.6

想定される影響

ローカルユーザにより、Xterm に書き込みをされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT3438
  • Apple セキュリティアップデート : HT3438
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 重要なリソースに対する不適切なパーミッションの割り当て(CWE-732) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0141
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0141
  2. Secunia Advisory : SA33937
  3. ISS X-Force Database : 48727
  4. SecurityTracker : 1021729
  5. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-0422
更新履歴

  • [2009年03月19日]
      掲載
  • [2024年02月22日]
      CVSS による深刻度: 内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新