【活用ガイド】

JVNDB-2009-001053

Microsoft Internet Explorer におけるエラー処理に関連する任意のコードを実行される脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer には、削除されたオブジェクトへのアクセスを行う際に正しくエラーを処理できないため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 7
  • Microsoft Windows Server 2003
  • Microsoft Windows Server 2003 (itanium) 
  • Microsoft Windows Server 2003 (x64) 
  • Microsoft Windows Server 2008 (x86) 
  • Microsoft Windows Server 2008 (itanium) 
  • Microsoft Windows Server 2008 (x64) 
  • Microsoft Windows Vista
  • Microsoft Windows Vista (x64) 
  • Microsoft Windows XP sp3 
  • Microsoft Windows XP (x64) 

想定される影響

リモートの攻撃者による巧妙に細工された HTML ドキュメントにより、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS09-002
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS09-002
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS09-002e
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA09-041A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0075
参考情報

  1. JVN : JVNTA09-041A
  2. JVN Status Tracking Notes : JVNTR-2009-05
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0075
  4. IPA 重要なセキュリティ情報 : 20090218-ms09-002
  5. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2009-0003
  6. US-CERT Cyber Security Alerts : SA09-041A
  7. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA09-041A
  8. Secunia Advisory : SA33845
  9. SecurityFocus : 33627
  10. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-0389
更新履歴

  • [2009年03月06日]
      掲載