【活用ガイド】

JVNDB-2009-001038

Mozilla Firefox/SeaMonkey におけるクローム特権で任意のコードを実行される脆弱性

概要

Mozilla Firefox/SeaMonkey には、.desktop ファイルから about:plugins および about:config URI へのリンクをブロックしないため、同一生成元ポリシーを回避され、クローム特権で任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 3.0.6 未満
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 4.0 
  • Asianux Server 4.0 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 5 (server) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 4.0 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 5.0 (client) 
  • RHEL Desktop Workstation 5 (client) 

想定される影響

リモートの攻撃者により、クローム特権で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation Security Advisory : mfsa2009-04
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : mfsa2009-04
ミラクル・リナックス
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : 1672
レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-0356
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-0356
  2. Secunia Advisory : SA33799
  3. SecurityFocus : 33598
  4. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2009-0313
更新履歴

  • [2009年03月02日]
      掲載