【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2009-000029

HP System Management Homepage におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Hewlett-Packard が提供する HP System Management Homepage (SMH) には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

Hewlett-Packard が提供する HP System Management Homepage (SMH) は、ウェブブラウザからシステム管理を行うことができる、HP 製サーバ用のソフトウェアです。SMH には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

なお、この脆弱性は JVN#19240523 とは異なるものです。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。
報告者:白石 雅 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ヒューレット・パッカード
  • HP System Management Homepage (SMH) v3.0.1.73 より前のバージョン (Linux 版および Windows Server 2003, 2008 版)

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
ベンダが提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。
各バージョンの最新版は以下の通りです。

・HP System Management Homepage for Linux (x86) v3.0.1.73
・HP System Management Homepage for Linux (AMD64/EM64T) v3.0.1.73
・HP System Management Homepage for Windows v3.0.1.73

詳しくは、ベンダが提供する情報をご確認ください。
ベンダ情報

ヒューレット・パッカード
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-1418
参考情報

  1. JVN : JVN#02331156
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-1418
  3. SecurityTracker : 1022242
  4. JVN iPedia (English) : JVNDB-2009-000029
更新履歴

  • [2009年05月20日]
      掲載