【活用ガイド】

JVNDB-2008-005126

Debian GNU/Linux 上の ppp-udeb における任意のファイルを上書きされる脆弱性

概要

Debian GNU/Linux 上の ppp-udeb の ip-up には、任意のファイルを上書きされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


marco d'itri
  • ppp-udeb 2.4.4rel

想定される影響

ローカルユーザにより、/tmp/resolv.conf.tmp テンポラリファイルに対するシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルを上書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

marco d'itri
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5367
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5367
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2008/08/11
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25