【活用ガイド】

JVNDB-2008-003775

FreeBSD における権限を取得される脆弱性

概要

FreeBSD には、(1) netgraph および (2) bluetooth ソケットに対して関数ポインタが適切に初期化されないため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 5.3 6.4-STABLE 未満の 6、6.3-RELEASE-p7 未満の 6.3、6.4-RELEASE-p1 未満の 6.4、7.0-RELEASE-p7 未満の 7.0、7.1-RC2 未満の 7.1、および 7.1-PRERELEASE 未満の 7

想定される影響

ローカルユーザにより、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
  2. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-5736
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-5736
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載