【活用ガイド】

JVNDB-2008-003398

amd64 プラットフォーム上の FreeBSD のカーネルにおける権限を取得される脆弱性

概要

amd64 プラットフォーム上の FreeBSD のカーネルは、General Protection Fault (GPF) 後余分な swapgs 呼び出しをするため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Advanced Micro Devices (AMD)
  • amd64
FreeBSD
  • FreeBSD 5.3 6.3 から 7.0

想定される影響

ローカルユーザにより、(1) 割り込み、(2) ラップ、または (3) システムコールからのカーネルのリターン時に GPF を誘発されることで、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Advanced Micro Devices (AMD) FreeBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3890
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3890
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載