【活用ガイド】

JVNDB-2008-003144

複数の Adobe 製品の Flex History Management 機能におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Adobe Flex SDK、Flex Builder および生成されたアプリケーションの Flex History Management 機能には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
Firefox 2.0 または他のブラウザでは悪用されません。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アドビシステムズ
  • Adobe Flex 3.0.1 SDK
  • flex builder 3

想定される影響

第三者により、以下への anchor 識別子を介して、任意の Web スクリプトまたは HTML を挿入される可能性があります。
(1) client-side-detection-with-history/history/historyFrame.html
(2) express-installation-with-history/history/historyFrame.html
(3) no-player-detection-with-history/history/historyFrame.html in templates/html-templates/
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アドビシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-2640
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-2640
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載