【活用ガイド】

JVNDB-2008-002138

Perl の rmtree 関数におけるシンボリックリンク攻撃の脆弱性

概要

Perl の lib/File/Path.pm に含まれる rmtree 関数には、シンボリックリンク攻撃により任意のファイルの権限を変更される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


The Perl Foundation
  • Perl 5.10

想定される影響

悪意のあるローカルユーザにより、任意のファイルの権限を変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

The Perl Foundation
  • The Perl Foundation : 36982
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-2827
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-2827
  2. Secunia Advisory : SA30790
  3. SecurityFocus : 29902
  4. ISS X-Force Database : 43308
  5. SecurityTracker : 1020373
更新履歴

  • [2008年12月25日]
      掲載