【活用ガイド】

JVNDB-2008-001856

Microsoft Windows の Active Directory における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Microsoft Windows の Active Directory には LDAP および LDAPS リクエストに対してメモリを正しく割り当てないため、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000 Server

想定される影響

第三者による巧妙に細工されたリクエストを処理することにより、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS08-060
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS08-060
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS08-060e
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA08-288A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-4023
参考情報

  1. JVN : JVNTA08-288A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA08-288A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-4023
  4. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2008-0017
  5. 警察庁 @police : 20081015_110510
  6. US-CERT Cyber Security Alerts : SA08-288A
  7. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA08-288A
  8. Secunia Advisory : SA32242
  9. SecurityFocus : 31609
  10. ISS X-Force Database : 45585
  11. SecurityTracker : 1021042
  12. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-2811
更新履歴

  • [2008年11月17日]
      掲載

公表日2008/10/14
登録日2008/11/17
最終更新日2008/11/17