【活用ガイド】

JVNDB-2008-001738

Apple Mac OS X 上で起動している Java の HMAC プロバイダ における任意のコードを実行される脆弱性

概要

Apple Mac OS X 上で起動している Java の Hash-based Message Authentication Code (HMAC) プロバイダには、アプレットの処理に不備があり、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 8.8 (重要) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Mac OS X v10.4.11
  • Apple Mac OS X v10.5.4 から v10.5.5
  • Apple Mac OS X Server v10.4.11
  • Apple Mac OS X Server v10.5.4 から v10.5.5

想定される影響

第三者による巧妙に細工されたアプレットを処理することにより、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な初期化(CWE-665) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3637
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3637
  2. Secunia Advisory : SA32018
  3. SecurityFocus : 31379
更新履歴

  • [2008年10月15日]
      掲載
  • [2024年03月04日]
      CVSS による深刻度:内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新