【活用ガイド】

JVNDB-2008-001669

Red Hat Directory Server における authentication / bind フェーズと匿名の LDAP 検索リクエストに関するサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Red Hat Directory Server には、authentication / bind フェーズおよび、匿名の LDAP 検索リクエストの処理に不備があり、メモリリークによるサービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ヒューレット・パッカード
  • HP-UX 11.11 
  • HP-UX 11.23 
  • HP-UX 11.31 
レッドハット
  • Directory Server 7.1  SP7 以前
  • Directory Server 8 el4 
  • Directory Server 8 el5 

想定される影響

第三者により、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ヒューレット・パッカード レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-3283
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-3283
  2. Secunia Advisory : 31565
  3. Secunia Advisory : SA31627
  4. Secunia Advisory : SA31702
  5. SecurityFocus : 30872
  6. ISS X-Force Database : 44731
  7. SecurityTracker : 1020774
  8. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-2479
  9. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-2480
更新履歴

  • [2008年09月24日]
      掲載