【活用ガイド】

JVNDB-2008-001660

Apache の UTF-7 でエンコードされた URL 処理におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Apache には、403 Forbidden エラーページを表示する際の UTF-7 でエンコードされた URL の処理に不備があるため、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache HTTP Server 2.2.6 以前
ヒューレット・パッカード
  • HP-UX 11.11 
  • HP-UX 11.23 
  • HP-UX 11.31 

想定される影響

第三者に任意の Web スクリプトおよび HTML を挿入される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation ヒューレット・パッカード
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-2168
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-2168
  2. Secunia Advisory : SA31651
  3. SecurityFocus : 29112
  4. ISS X-Force Database : 42303
更新履歴

  • [2008年09月17日]
      掲載
    [2009年08月05日]
      ベンダ情報:ヒューレット・パッカード (HPSBUX02431) を追加
    [2009年11月16日]
      ベンダ情報:ヒューレット・パッカード (HPSBUX02465) を追加