【活用ガイド】

JVNDB-2008-001596

Apple Mac OS X の ARDAgent における権限昇格の脆弱性

概要

Apple Mac OS X の ARDAgent には、osascript の tell コマンドにより権限昇格が可能な脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • Apple Remote Desktop 3.2.1
  • Apple Mac OS X v10.4.11
  • Apple Mac OS X v10.5.4
  • Apple Mac OS X v10.3 から v10.5.5
  • Apple Mac OS X Server v10.4.11
  • Apple Mac OS X Server v10.5.4
  • Apple Mac OS X Server v10.3 から v10.5.5

想定される影響

悪意のあるローカルユーザに権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-2830
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-2830
  2. SecurityFocus : 29831
更新履歴

  • [2008年09月03日]
      掲載
    [2008年10月01日]
      影響を受けるシステム：アップル (Apple Remote Desktop 3.2.2) の情報を追加
      ベンダ情報：アップル (Apple Remote Desktop 3.2.2) を追加

公表日2008/06/23
登録日2008/09/03
最終更新日2008/10/01