【活用ガイド】

JVNDB-2008-001586

RealNetworks RealPlayer の ActiveX コントロールにおけるメモリ管理不備の脆弱性

概要

RealNetworks RealPlayer の rmoc3260.dll には RealAudioObjects.RealAudio ActiveX コントロールにおいて、コンソールプロパティのメモリの管理に不備があり、開放したヒープメモリ領域を上書き可能となり、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


リアルネットワークス
  • RealNetworks RealPlayer 10.5
  • RealNetworks RealPlayer 10
  • RealNetworks RealPlayer (enterprise) 
  • RealNetworks RealPlayer 11

想定される影響

第三者によりサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる、あるいは任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

リアルネットワークス 富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1309
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1309
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#831457
  3. Secunia Advisory : SA29315
  4. SecurityFocus : 28157
  5. SecurityTracker : 1019576
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2008-0842
更新履歴

  • [2008年09月02日]
      掲載