【活用ガイド】

JVNDB-2008-001579

GNU coreutils の /etc/pam.d/su における ロックされたまたは有効期限切れのアカウントを使用される脆弱性

概要

GNU coreutils の /etc/pam.d/su のデフォルト設定には、ロックされたアカウント、または有効期限切れのアカウントの権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.4 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 2.6.25.10 以前
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 4.0 
  • Asianux Server 4.0 (x86-64) 
レッドハット
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (as) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (es) 
  • Red Hat Enterprise Linux 4 (ws) 
  • Red Hat Enterprise Linux Desktop 4.0 

想定される影響

悪意のあるローカルユーザにより、ロックされたアカウント、または有効期限切れのアカウントを使用される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux ミラクル・リナックス
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : 1372
レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1946
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1946
  2. Secunia Advisory : SA31225
  3. SecurityFocus : 30363
更新履歴

  • [2008年09月01日]
      掲載
    [2008年12月18日]
      影響を受けるシステム: ミラクル・リナックス (1372) の情報を追加
      ベンダ情報:ミラクル・リナックス (1372) を追加