【活用ガイド】

JVNDB-2007-006339

Wordpress における認証を回避される脆弱性

概要

Wordpress は、パスワードの MD5 ハッシュの MD5 ハッシュをベースにしたクッキー値を使用するため、認証を回避される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


WordPress.org
  • WordPress 1.5 から 2.3.1

想定される影響

第三者により、ユーザデータベースから MD5 ハッシュを取得され、この MD5 ハッシュから認証クッキーを生成されることで、認証を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

WordPress.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不完全、または危険な暗号アルゴリズムの使用(CWE-327) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-6013
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-6013
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載
  • [2024年02月29日]
      CVSS による深刻度:内容を更新
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新