【活用ガイド】

JVNDB-2007-004820

Sun Java System Directory Server および ONE Directory Server の LDAP server におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Sun Java System Directory Server および ONE Directory Server の LDAP server (ns-slapd) には、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Java System Directory Server 5.2 Patch 4 およびそれ以前
  • Sun ONE Directory Server 5.1 および 5.2

想定される影響

第三者により、不正な形式のクエリを介して、初期化していないメモリ領域の開放を誘発され、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 初期化されていないポインタのアクセス(CWE-824) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-4175
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-4175
更新履歴

  • [2012年12月20日]
      掲載
  • [2024年02月29日]
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新