【活用ガイド】

JVNDB-2007-003252

Joomla! における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Joomla! は、さまざまなエラーメッセージ内にパスを表示し、各スクリプトの始めに jimport 関数を呼び出す処理に不備あるため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Joomla!
  • Joomla 1.5.0 Beta

想定される影響

第三者により、以下への直接リクエストを介して、重要な情報を取得される可能性があります。
(1) plugins/user/example.php への直接リクエスト
(2) plugins/authentication/ 配下の gmail.php への直接リクエスト
(3) plugins/authentication/ 配下の example.php への直接リクエスト
(4) plugins/authentication/ 配下の ldap.php in plugins/authentication/ への直接リクエスト
(5) modules/mod_mainmenu/menu.php など不特定の PHP スクリプト
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Joomla!
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0375
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0375
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2007/01/19
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25