【活用ガイド】

JVNDB-2007-002510

Fedora Commons における LDAP サーバからの特定の "例外 / 未知のレスポンス" を誘発される脆弱性

概要

Fedora Commons は、Java Naming and Directory Interface (JNDI) に関連する以下の特定の認証リクエストを適切に処理しないため、以下の脆弱性が存在します。
(1) 空パスワードを伴う存在しないアカウント名の認証処理の不備があるため、LDAP サーバからの特定の "例外 / 未知のレスポンス" を誘発される脆弱性
(2) 例外を発生させる再認証の試行を処理する際の不備があるため、キャッシュされた認証情報の使用を誘発される脆弱性
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Fedora Project
  • commons 2.2.1

想定される影響

以下の影響を受ける可能性があります。
(1) 第三者により、LDAP サーバからの特定の "例外 / 未知のレスポンス"を誘発される
(2) キャッシュされた認証決定の使用を誘発される
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4364
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4364
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載