【活用ガイド】

JVNDB-2007-002306

libarchive の archive_read_support_format_tar.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

libarchive の archive_read_support_format_tar.c には、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態となる脆弱性が存在します。
本脆弱性は、CVE-2007-3644 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


libarchive
  • libarchive 2.2.4 未満

想定される影響

攻撃者により、以下を介して、NULL ポインタデリファレンスを引き起こし、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる可能性があります。
(1) pax 拡張子のヘッダ内の end-of-file 状態
(2) (a) PAX アーカイブまたは (b) TAR アーカイブ内の不正な形式の pax 拡張子のヘッダ
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD libarchive
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3645
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3645
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載
    [2013年07月05日]
      ベンダ情報:libarchive (Index of /downloads) を追加