【活用ガイド】

JVNDB-2007-001603

CSSC などの製品の 認証メソッドにおける重要な情報を取得される脆弱性

概要

Cisco Secure Services Client (CSSC)、Trust Agent、Cisco Security Agent (脆弱な Trust Agent が展開されている際)、および Meetinghouse AEGIS SecureConnect Client の以下の認証メソッドは、平文のログファイルに送信した認証資格情報を格納するため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
(1) TTLS CHAP 認証メソッド
(2) TTLS MSCHAP 認証メソッド
(3) TTLS MSCHAPv2 認証メソッド
(4) TTLS PAP 認証メソッド
(5) MD5 認証メソッド
(6) GTC 認証メソッド
(7) LEAP 認証メソッド
(8) PEAP MSCHAPv2 認証メソッド
(9) PEAP GTC 認証メソッド
(10) FAST 認証メソッド
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


meetinghouse
  • aegis secureconnect client
シスコシステムズ
  • Cisco Security Agent 5.0 および 5.1
  • secure services client 4.x
  • trust agent 1.x および 2.x

想定される影響

ローカルユーザにより、平文のログファイルを読まれることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

meetinghouse シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 証明書・パスワードの管理(CWE-255) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-1068
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-1068
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載

公表日2007/02/21
登録日2012/06/26
最終更新日2012/06/26