【活用ガイド】

JVNDB-2007-001388

Mac OS X および FreeBSD カーネルの ufs_lookup 関数におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Mac OS X および FreeBSD カーネルの ufs_lookup 関数には、ufs_dirbad 関数に関連する処理に不備があるため、サービス運用妨害 (カーネルパニック) 状態となる、および他のファイルシステムが破損する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 5.3 6.1
アップル
  • Apple Mac OS X 10.4.8

想定される影響

ローカルユーザにより、破損したディレクトリエントリ (struct direct) を含む巧妙に細工された UNIX File System (UFS) DMG イメージをマウントされることで、サービス運用妨害 (カーネルパニック) 状態にされる、および他のファイルシステムを破損される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0267
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0267
  2. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA07-072A
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載