【活用ガイド】

JVNDB-2007-001360

FreeBSD の jail rc.d スクリプトにおける任意のファイルを上書きされる脆弱性

概要

FreeBSD の jail rc.d スクリプトは、jail 起動中に /var/log/console.log へ書き込まれている際、またはファイルシステムがマウントまたはマウント解除されている際、パス名を確認しないため、任意のファイルを上書きされる、または jail の外にファイルをマウント/マウント解除される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


FreeBSD
  • FreeBSD 5.3 5.3 から 6.2

想定される影響

ローカルルートユーザにより、シンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルを上書きされる、または jail の外にファイルをマウント/マウント解除される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

FreeBSD
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0166
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0166
更新履歴

  • [2012年06月26日]
      掲載