【活用ガイド】

JVNDB-2007-000890

Mozilla 製品における任意のコマンドが実行される脆弱性

概要

Internet Explorer 7 がインストールされている Windows XP の環境化において、Web 関連 URI スキーマに不正な % エンコードの配列が含まれている際に、登録されたプロトコルハンドラが起動しない脆弱性が存在します。

Mozilla Foundation の情報によると、JVNDB-2007-000591 (CVE-2007-3845) で追加修正を行い、不正なプログラムが起動しないようにしたものであることが報告されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 2.0.0.7 およびそれ以前
  • Mozilla SeaMonkey 1.1.4 およびそれ以前
  • Mozilla Thunderbird 2.0.0.7 およびそれ以前
ターボリナックス
  • Turbolinux FUJI
  • Turbolinux Server 11  
  • Turbolinux Server 11 (x64) 
  • wizpy

想定される影響

第三者によって任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation Security Advisory : mfsa2007-36
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : mfsa2007-36
ターボリナックス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4841
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4841
  2. SecurityFocus : 25543
更新履歴

  • [2007年11月01日]
      掲載
    [2007年12月10日]
      影響を受けるシステム：ターボリナックス (TLSA-2007-53) の情報追加。
      ベンダ情報: ターボリナックス (TLSA-2007-53) 追加。 

公表日2007/09/12
登録日2007/11/01
最終更新日2007/12/10