【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2007-000808

Lhaplus におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Lhaplus は、複数の圧縮ファイル形式に対応した圧縮・展開を行うソフトウェアです。Lhaplus には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

Lhaplus は、複数の圧縮ファイル形式に対応した圧縮・展開を行うソフトウェアです。Lhaplus には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。細工されたファイルの展開処理を行った場合に、その処理を行ったユーザの権限で任意のコードを実行される可能性があります。

なお、本脆弱性は JVN#70734805 とは異なる問題です。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Schezo
  • Lhaplus Version 1.55 およびそれ以前

想定される影響

ファイルの展開処理を行ったユーザの権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダの提供する情報を元に最新版にアップデートを行ってください。
詳しくはベンダの提供する情報をご覧ください。
ベンダ情報

Schezo
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-6175
参考情報

  1. JVN : JVN#82610488
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-6175
  3. IPA 重要なセキュリティ情報 : 200711_Lhaplus
  4. IPA セキュリティセンター : JVN_82610488
  5. Secunia Advisory : SA27734
  6. SecurityFocus : 26531
  7. ISS X-Force Database : 38624
  8. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-3960
更新履歴

  • [2007年11月26日]
      掲載