【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2007-000803

UPDIR.NET 製 updir.php におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

UPDIR.NET 製 updir.php の全文検索機能、およびファイルのアップロード機能には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

UPDIR.NET が提供する updir.php は、画像ファイルなどをウェブサーバ上で公開・管理するソフトウェアです。updir.php をサーバに設置することで、ユーザは画像ファイルなどをウェブサーバにアップロードしたり、アップロードしたファイルの公開・管理をすることができます。 updir.php の全文検索機能、およびファイルのアップロード機能には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


UPDIR.NET
  • updir.php バージョン 2.03 およびそれ以前

想定される影響

ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

製品開発者は本脆弱性を修正した updir.php バージョン 2.04 をリリースしています。ユーザは開発者が提供している情報をもとに速やかに最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

UPDIR.NET
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5955
参考情報

  1. JVN : JVN#99453765
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5955
  3. IPA セキュリティセンター : JVN_99453765
  4. Secunia Advisory : SA27581
  5. SecurityFocus : 26394
  6. ISS X-Force Database : 38364
更新履歴

  • [2007年11月26日]
      掲載