【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2007-000801

NetCommons におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

NetCommons プロジェクトが提供する NetCommons にはクロスサイトスクリプティングの脆弱性があります。

NetCommons プロジェクトが提供する NetCommons はeラーニングやグループウェアなどの機能をあわせ持つ、オープンソースのコンテンツ管理システムです。 NetCommons には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

なお、本脆弱性はJVN#51301450とは異なる問題です。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC がベンダとの調整を行いました。報告者:株式会社セキュアスカイ・テクノロジー 福森 大喜 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


NetCommons プロジェクト
  • NetCommons 1.0.10 およびそれ以前

想定される影響

ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

NetCommons プロジェクトが提供する情報にしたがって最新版にアップグレードすることを推奨します。
ベンダ情報

NetCommons プロジェクト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5950
参考情報

  1. JVN : JVN#79295963
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5950
  3. IPA セキュリティセンター : JVN_79295963
  4. Secunia Advisory : SA27484
  5. SecurityFocus : 26328
  6. ISS X-Force Database : 38257
  7. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-3717
更新履歴

  • [2007年11月26日]
      掲載