【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2007-000745

PowerArchiver におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

ConeXware, Inc. が提供する PowerArchiver にはバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

ConeXware, Inc. が提供する PowerArchiver は、複数の圧縮ファイル形式に対応した圧縮・展開を行うソフトウェアです。 PowerArchiver には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在し、細工されたファイルを開いた場合、その操作を行ったユーザの権限で任意のコードを実行される可能性があります。

本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCがベンダとの調整を行いました。報告者: (株)フォティーンフォティ技術研究所 鵜飼 裕司 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ConeXware, Inc.
  • PowerArchiver 10.20.21 より前のバージョン

想定される影響

ファイルを開いたユーザの権限で任意のコードが実行される可能性があります。
対策

ベンダが提供する最新版へアップデートしてください。

詳しくは、ベンダが提供する情報をご確認ください。
ベンダ情報

ConeXware, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-5279
参考情報

  1. JVN : JVN#61323184
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-5279
  3. IPA セキュリティセンター : JVN_61323184
  4. Secunia Advisory : SA27000
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-3378
更新履歴

  • [2007年10月16日]
      掲載