【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2007-000548

Nessus のレポート出力機能において任意のスクリプトが実行される脆弱性

概要

Nessus には、検査結果のレポートを HTML ファイルとして出力する機能があります。このレポートを出力する際の処理が不適切なため、出力された HTML ファイルを閲覧した際に、任意のスクリプトが実行される脆弱性が存在します。

Tenable Network Security, Inc. が提供する脆弱性スキャナである Nessus には、検査結果のレポートを HTML ファイルとして出力する機能があります。このレポートを出力する際の処理が不適切なため、出力された HTML ファイルを閲覧した際に、任意のスクリプトが実行される脆弱性が存在します。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.7 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Tenable Network Security
  • Nessus 3.0.5 Windows およびそれ以前

想定される影響

HTML ファイルとして出力された検査結果のレポートを閲覧した際に、ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。
対策

ベンダの提供する最新版にアップデートしてください。
ベンダ情報

Tenable Network Security
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

  1. JVN : JVN#34058672
  2. IPA セキュリティセンター : JVN_34058672
更新履歴

  • [2007年07月31日]
      掲載