【活用ガイド】

JVNDB-2007-000501

Microsoft Windows の Active Directory におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Microsoft Windows の Active Directory の LDAP サービスには、LDAP リクエスト中の変換可能な属性の数を適切に検査しないため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
なお、この問題は、JVNDB-2007-000500 (CVE-2007-0040) とは異なる問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 2000 Server

想定される影響

第三者によって巧妙に細工された LDAP リクエストを処理することで、Active Directory が一時的にサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS07-039
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS07-039
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS07-039e
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3028
参考情報

  1. JVN : JVNTA07-191A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA07-191A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3028
  4. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2007-0017
  5. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS07-036,037,038,039,040,041)
  6. US-CERT Cyber Security Alerts : SA07-191A
  7. US-CERT Vulnerability Note : VU#348953
  8. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA07-191A
  9. Secunia Advisory : SA26002
  10. SecurityFocus : 24796
  11. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-2481
更新履歴

  • [2007年07月18日]
      掲載