【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2007-000494

KDDI 製ダウンロード CGI サンプルプログラムにおけるディレクトリトラバーサルの脆弱性

概要

KDDI の EZFactory に掲載されているダウンロード CGI サンプルプログラムは、画像や着信メロディなどのデータを EZweb 対応端末にダウンロード・保存する為のプログラムです。このダウンロード CGI サンプルプログラムには、ディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在します。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


KDDI
  • ダウンロード CGI サンプルプログラム

想定される影響

遠隔の第三者により、ダウンロード CGI サンプルプログラムが設置されているサーバ内のファイルを認証なしで閲覧される可能性があります。その結果、ファイルの内容が意図せず漏えいする可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

ベンダの提供しているダウンロード CGI セキュリティ対策版を適用してください。
ベンダ情報

KDDI
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3692
参考情報

  1. JVN : JVN#33593387
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3692
  3. IPA セキュリティセンター : JVN_33593387
  4. ISS X-Force Database : 35323
  5. SecurityTracker : 1018344
  6. VUPEN Security : VUPEN/ADV-2007-2472
  7. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 38453
更新履歴

  • [2007年07月11日]
      掲載