【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2007-000491

Lhaca の LHZ アーカイブのヘッダサイズ処理におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Lhaca の LHZ アーカイブの「Extended Header Size」ヘッダサイズのチェック処理に不備が存在するために、バッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
なお、この問題は、JVNDB-2007-000492 (CVE-2007-3375) の問題とは異なる問題として報告されております。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Lhaca
  • Lhaca 1.21

想定される影響

第三者によって任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより一時的な対策が公開されています (Lhaca 1.23 で修正済)。ベンダ情報を参照して推奨される対策を実施してください。

2007/07/09 時点では、まだ正式版となっていませんが、詳細な動作確認後に正式版としてリリースされる予定です。
ベンダ情報

Lhaca
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3512
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3512
  2. Secunia Advisory : SA25797
  3. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-2399
更新履歴

  • [2007年07月10日]
      掲載