【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2007-000476

Hiki において任意のファイルが削除可能な脆弱性

概要

Hiki 開発チームにより提供されている Wiki クローンの Hiki には、任意のファイルが削除可能な脆弱性が存在します。

Hiki には、セッションファイルの取扱いに問題があり、セッション終了時に、任意のファイルが削除可能な脆弱性が存在します。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Hiki Development Team
  • Hiki 0.8.0 から 0.8.6

想定される影響

遠隔の第三者により、Hiki の動作している権限で、任意のファイルを削除される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

本脆弱性を修正した Hiki 0.8.7 が製品開発者より公開されています。影響を受けるユーザは、修正版にアップグレードすることを推奨します。
ベンダ情報

Hiki Development Team
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2836
参考情報

  1. JVN : JVN#05187780
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2836
  3. IPA セキュリティセンター : JVN_05187780
  4. Secunia Advisory : SA25764
  5. SecurityFocus : 24603
  6. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-2304
更新履歴

  • [2007年06月29日]
      掲載