【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2007-000434

ADPLAN におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

株式会社オプトのウェブアクセス測定システムである ADPLAN Version 3 の SEO モジュールには、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

ADPLAN Version 3 サービスを導入したサイトにおいては、ブラウザから送られた HTTP ヘッダ情報を使ってウェブページに出力する処理が行なわれています。しかし、この出力処理が不適切であるため、当該サイトを閲覧したユーザのブラウザ上でスクリプトが実行されてしまう可能性があります。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


オプト
  • ADPLAN Version 3 の SEO モジュール

想定される影響

ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。
対策

開発元より提供されている最新バージョンへアップデートすることをお奨めします。

このモジュールは ADPLAN Version 3 の SEO サービスを利用している顧客のみに配布されたものであり、株式会社オプトでは改修済みモジュールによる顧客への対応を行なっています。なお、現バージョンである ADPLAN Version 4 には本脆弱性は存在しません。 JVN では株式会社オプトと調整のうえ、ユーザへの周知とウェブアプリケーション開発者への情報提供を目的として、この問題を掲載しています。
ベンダ情報

オプト
  • 株式会社オプト : ADPLAN
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3117
参考情報

  1. JVN : JVN#23891849
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3117
  3. IPA セキュリティセンター : JVN_23891849
  4. Secunia Advisory : SA25527
  5. SecurityFocus : 24356
更新履歴

  • [2007年06月14日]
      掲載