【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2007-000420

HP System Management Homepage におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Hewlett-Packard が提供する HP System Management Homepage (SMH) は、ウェブブラウザからシステム管理を行うことができる、HP サーバ用のソフトウェアです。SMH には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

なお SMH の旧製品にあたる Compaq System Management Homepage においても、同様のクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在することが確認されています。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ヒューレット・パッカード
  • HP System Management Homepage v2.1.2 未満のバージョン (Windows 版および Linux 版)

想定される影響

ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。

HP-UX 版の SMH および SMH バージョン 2.1.2 および上位バージョンには、本脆弱性は存在しません。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。

本製品の旧製品である Compaq System Management System をお使いの場合、SMH へアップグレードすることが推奨されています。詳しくはベンダが提供する情報をご確認下さい。
ベンダ情報

ヒューレット・パッカード
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3062
参考情報

  1. JVN : JVN#19240523
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3062
  3. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2007-2101
  4. US-CERT Vulnerability Note : VU#292457
  5. IPA セキュリティセンター : JVN_19240523
  6. Secunia Advisory : SA25493
  7. SecurityFocus : 24256
  8. ISS X-Force Database : 34656
  9. SecurityTracker : 1018179
  10. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-2013
更新履歴

  • [2007年06月11日]
      掲載