【活用ガイド】

JVNDB-2007-000411

IBM AIX の Perl における権限昇格の脆弱性

概要

IBM AIX には、正規のユーザが Perl を使用して特定なバイナリファイルを実行することで、悪意あるローカルユーザが権限昇格する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM AIX 5.2 
  • IBM AIX 5.3 

想定される影響

ローカルの悪意あるユーザにより権限昇格が行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-2996
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-2996
  2. Secunia Advisory : SA25478
  3. SecurityFocus : 24241
  4. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-2004
更新履歴

  • [2007年06月08日]
      掲載